
ゲーム依存症
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ゲーム依存症
ゲーム依存症、ゲーム障害、スマホ依存症、ネット依存症、インターネット依存症、携帯依存症、インターネットゲーム障害などと呼ばれ、ネットに没頭することで実生活と仮想世界の区別がつかなくなることがあります。さらに、ネットやゲームを取り上げようとすると暴力的に抵抗することもあり、現実世界と仮想世界が逆転してしまうケースも見られます。
特に思春期は親への反発が強く、親の指示には従わない一方で、友人とのつながりを強く求める時期です。そのため「LINEにはすぐに返信しなければならない」「既読スルーは失礼だ」といった強迫観念に駆られ、何度もスマホを確認するなど精神的に不安定になりやすい傾向があります。
大人でも依存症の状態になると、一人でやめることは非常に難しく、「問題だと分かっているのにやめられない」という状態に陥ることが少なくありません。依存症は単なる「ゲームのやりすぎ」ではなく、背景に精神的な問題や環境要因が関わっている場合も多く、適切なサポートが必要です。
私生活に問題が生じているにもかかわらずゲームをやめられなくなる病気で、「やってはいけないとわかっているのにやめられない」というコントロール不能の状態に陥ります。
かつては意志の弱さや倫理観の欠如と見なされていましたが、実際には脳の仕組みそのものが変化している状態であり、誰にでも起こりうる病気です。
ゲームをすることで脳内ではドーパミンという快楽物質が分泌されます。これが頻繁に分泌されることで快楽を感じやすくなりますが、ドーパミンは無限に分泌され続けるわけではありません。
このような経過を経て、「やめたいのにやめられない」という状態が形成されます。
ゲーム依存症は他の精神疾患と合併しやすく、問題が悪化することがあります。
これらの精神疾患の治療を並行して行うことで、ゲーム依存症の改善につながる場合があります。
ゲーム依存症は単なる「遊びすぎ」ではなく、脳や精神の問題が関与する病気です。適切な理解とサポートが不可欠です。
ゲーム依存症の病態はさまざまで、軽度から重度まで幅広い症状が見られます。
世代間でインターネットに対する理解は異なるため、家族内でも本人への印象が食い違うことがあります。
ゲーム依存症は単なる「遊びすぎ」ではなく、生活全体に影響を及ぼす深刻な病気です。早期の気づきと適切な治療・サポートが重要です。
各プログラムへの参加をご希望の方は、主治医にご相談ください。
ゲーム・ネット依存ミーティング | 2025年5月27日より、毎月第4火曜日9:30〜 ゲーム・ネット依存症に関する理解を深め、行動をコントロールする方法を考えるミーティング |
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ゲーム・ネット依存家族相談 | 毎週土曜日(祝日を除く) 予約制 ソーシャルワーカーがご家族の相談対応を行います。自費相談になります。 初回(60分/回)5,000円/2回目以降(30分につき)1,600円 |
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